雑誌スターピープルにグルジェフの記事を書きました

 

グルジェフについて記事を書きました

雑誌【スターピープル】の「グルジェフの客観芸術とは何か?」
という特集号に記事を書きました。(2015年2月15日発売)
「なに書いたの?」と聞かれることが多いので、内容と、そもそもなんで書いたのかについてお伝えしようと思います。ここで何を書いてももう時効だと思うし(笑)

ぼくが書いたのは「グルジェフが探求した東方の地の歴史と宗教」で、グルジェフの教えそのものについてではありません。
地中海沿岸から中央アジア地域の歴史と宗教、そしてそれを背景として生まれてきたスーフィズムについてです。

グルジェフの教えはスーフィズムの影響を少なからず受けているといわれていますが、このスーフィズム、一般的にはなじみが少ないし、何がしか秘密っぽい香りがします。

ですが16~17世紀には北インド一帯にスーフィーの教えは広がっていたし、時の政権を支え、各地に神秘主義教団の修行場があったほどなのです。現代でも、インドで行われているお祭りにはスーフィーのお祭りもあります。

なので、この記事の依頼をいただいたとき、スーフィズムは文献も少なく発祥なども謎に包まれているのですが、ここでは神秘化されているスーフィーについて史実に基づいた流れを俯瞰してみたい。そんな思いもあって、あえて現代の歴史学者たちの最新の研究でわかってきたことを中心に書いたしだいです。

グルジェフやスーフィズムについては、古代エジプトから連綿と受け継がれた秘密の教えとか、錬金術的な秘儀など、おもしろそうな話題はさまざまあるのですが、今回はあえてアカデミックなモードで書きました。

見開き2ページとスペースは限られていましたが、中東やインドに広がったイスラーム神秘主義になぜギリシャの新プラトン主義などの哲学が入っていったのかなどについて触れています。読みやすく書いたつもりですが内容的にはマニアックかもしれません(笑)

ということで、かいつまんで内容をピックアップしておきます。

・グノーシス主義、マニ教、ゾロアスター教からイスラームの時代へ

・イスラームのアラビア語大翻訳運動時代の恩恵

・スーフィーの誕生と拡散の諸説

・モンゴル帝国によって壊滅されたイスラーム文化

・タージ・マハールはイスラーム神秘主義の影響?

などなどです。

この「スターピープル」は精神世界バリバリの雑誌なのですが、他にも興味深い記事がいろいろ載っていました。
季刊発売で雑誌の歴史はけっこう長く、この号はすでに54号目(2015 Spring)です。

もしどこかでバックナンバーとか見かけたら(ないか 笑)、
手にとって読んでみてくださいね。

アウェアネスアート研究所 主宰 新海正彦

 


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