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peint_profile_trim_131005■新海正彦(シンカイ マサヒコ)
覚技ワークス主宰

’90年のネルソン・マンデラ来日歓迎会では、
マンデラ氏本人からパーカッション・ユニットの演奏を称賛される。
音楽制作(キャノン CM音楽など)のほか、天河神社立柱式典での奉納演奏、
キム・ドクス・サムルノリ(※1 韓国の伝統的打楽器演奏集団)との共演など、
ユニークな演奏活動の経験を持つ。10代から常に壁に囲まれているような閉塞感を感じる日々を過ごし、
エンカウンターグループなどの心理療法に参加。自分の精神活動や
心の仕組みについて取り組み始める。元々からだが貧弱だったことから20歳より身体性に興味を持ち、
野口整体を学び、また竹内演劇訓練所で野口体操などからだの動き
について学ぶ。また同時期、太極拳を修得。‘79年より太極拳教室を
もつに至る。その後、からだの軸を大切にする日本の武術に出会い修練を続ける。

’84年、エヴァ・ライヒ氏(フロイトの直弟子ライヒの実娘)との出会いを
きっかけに心理療法を学び始める。また心理学の勉強上、シャーマニズム、
神秘主義、秘教的伝統、古神道など、ルーツ的体系についての造詣も深め、
インド、エジプト、中東、アメリカ、北極圏、ヨーロッパなど各地へ足を運ぶ。

’98年のラコタ族・ケビン・ロック氏との共演をきっかけに、
音は身体と心に深い関係があることを痛切し、それを探求するワークショップ、
「サイレント・サウンド・クエスト」を開催。

からだの動きについて、アレキサンダーテクニークやフェルデンクライスメソッド、
ロルフィングなどのボディワークの先生方と交流を重ねながら探求。

もっとも強く影響を受けたのはトランスパーソナル心理学を日本に紹介した
セラピストの吉福伸逸氏(※2)。
氏の人としての在り方に感銘を受け、’04年から’12年まで同氏より
セラピストとしての指導を受けた。
現在、氏からの学びをベースに自らの経験を「覚技ワーク」としてまとめ、
ワークショップを開催している。

1953年東京月島生まれ。葉山御用邸近くの横須賀在住。
(株)アクロアシス代表取締役 覚技ワークス代表

※1 キム・ドクス・サムルノリ:韓国を代表する打楽器・演奏家ユニット。韓国伝統芸術の世界化に貢献。“神がかりの音”とも評され、国内外に熱狂的なファンを持つ。2002年サッカーW杯では音楽団長として活躍。




















※2 吉福伸逸(故):著述、翻訳家。セラピスト。
1970年から日本に初めて、トランスパーソナル心理学、ニューサイエンスなどの分野を体系的に紹介。著作も含めて100冊に及ぶ翻訳活動をおこなう。
日本の心理学、セラピー、精神世界、思想の分野に多大な影響を及ぼした。